« 所沢市民合唱祭 | トップページ | ジェーン・バスティン来日講座 »

2011年10月 7日 (金)

MusicKey「導入指導マスター講座」第2弾"テクニック編"

5日は先月に引き続きMusicKey「導入指導マスター講座」の第2弾"テクニック編"の2回目に行ってきました。

今回のテキストは「スーパーフィンガーズ」「新版スケールとアルペジオ」「ハノン第1弾・第2弾」です。

時間に追われて練習時間の確保の難しい生徒さんたち、あるいは「おゆびの練習」なんてつまらなくてやりたくないという生徒さん・・・・・・でも、指が自在に動くようになるためには練習することで慣らしていかないと動くようにはならないのに、と講師としてジレンマを感じることが多いのではないでしょうか。

 

・・・ということでサブタイトルの【即効・短時間・集中力で確実なテクニックをつける指導】はまたまた刺激的なというか、興味をひくフレーズです!

テキストはいずれも10本の指をすべてバランスよく動かすための訓練を、効率的にやることを目的としています。

「スーパーフィンガーズ」は片手ずつ1オクターブの範囲を同じ音型を繰り返して弾くようになっていますが、上行と下行に分かれていていずれも2~5度までの音程をまんべんなく弾けるように、バランスよく組み合わされた課題になっています。

始めは5指のポジションでスタートですが、指を広げて弾く「のび~る」、指をくぐらせる「ぐるりん」にレベルアップしていきます。

いずれも1曲が短く譜読みの負担も少ないので、生徒の様子に合わせて2オクターブにしたり、リズム奏を取り入れたり、タイムを計ってノセてみたり、と自由に使う事ができます。

ハノンのワンフレーズを抜粋したような形になっているので終了後はテクニック本類への移行がスムーズにいく効果がでるのではないでしょうか。

 

続いての「新版スケールとアルペジオ」「ハノン第1弾・第2弾」

・・・・これらの教本(練習)は、とても大切でしっかりやれば絶対にうまくなる!とわかっていても、自分でさえも喜んでやったとは言いにくい・・・まして生徒さんに「はいこれね」と気軽に渡しにくい教本でもあります。

実際にハノンの譜面を見てもとても楽しそうな曲には見えない、むしろ「やだこれ」とすぐに返ってきそうです。

なので、上記の教本はいかにわかりやすく、時間をかけずにマスターさせるかということを考えて作られたそうです。

 

「ハノン第1弾・第2弾」では、従来のように大譜表に2オクターブで音符がびっしり並ぶ・・・・・のではなく、シンプルに1段で、練習のポイントがわかるようにヴァリエーションも含めて曲の初めにコンパクトにまとめて書いてあります。

それを見て、ただ漫然と弾かせるのではなくどういう目的で練習するのか、なぜこの指づかいで弾くのか、何に注意するべきなのか曲ごとの目的をはっきりさせていく形で指導するように、そのポイントを教えていただきました。

 

「新版スケールとアルペジオ」では、すべての調を同じ指づかいで弾くグループ毎に分けてあり、スケールとアルペジオを1オクターブからスタートして段階をふみながら2オクターブまで練習できる内容です。

また黒鍵を弾く指使いのパターンを分解して練習することで、黒鍵への抵抗感を減らす効果もあると思います。

学習する調の順番が従来のハノンのようになっていない点で講師側からみれば抵抗を覚えることがあるかもしれませんが、「弾けるようになる」ことを第一に考えればこの「グループ分け」はとても有効なやり方ではないかと感じました。

 

前回の講座では「GO!フィンガーズ」「五指のテクニック」を使って導入期の基礎テクニックを学ぶ指導法を教えていただきましたが、これを終了した生徒さんであれば今回のテクニック教本類に入る事はさほど難しくないのではと思います。

今回シリーズ第2弾のテクニック編で学んだ教本類は、どれも練習をばりばりやらなくても、レッスン時間内で5分程度で進めていける内容です。

進むペースや量は生徒さんによって違うでしょうが、毎回取り入れて続けていくことで確実に力がつくことが期待できるとあらためて感じました。

練習しない、できない事はいずれは生徒さん自身がつらくなっていき、好きなのにやめていくことにつながっていく場合があります。 

今回受講して、生徒さんが楽しくピアノを続けていく自信がつくように、うまくこれらの教本類を使って指導していきたいと強く思いました。

 

↓「導入指導」は大切!と思われる方、応援お願いします♪

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノ教室・ピアノ講師へ
にほんブログ村

« 所沢市民合唱祭 | トップページ | ジェーン・バスティン来日講座 »

ミュージックキー表参道支部の活動」カテゴリの記事

コメント

内野先生~いつも貴重なコメントありがとうございます。(*^_^*)
内容を拝見して、すごいな~と…それは私がお伝えしたいことをすべてしっかりご理解くださっていることです。それは先生ご自身が日ごろからレッスンの中での問題点などを分析し、それを解決するための研究をされているからだと思います。
先生とはぜひゆっくりお話しさせて頂きたいな~と思っています。
またHPから、先生が生徒さんに一杯の愛情で接していらっしゃるのが伝わってきます。(^-^) 来月またお会いできますことを楽しみにしていま~す。(^_^)/

いわせ先生、コメントありがとうございます! もったいないようなお言葉で恐縮至極です~。 まだまだ勉強不足の私にとっては導入期のレッスンが一番奥が深く大変だと感じる日々なのです。。。
出来る限り自分の引き出しを増やしていきたいと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします♪
来月のセミナーでまた先生にお会いするのが楽しみですshine
もちろん講座内容も!です(^^)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1469421/42347727

この記事へのトラックバック一覧です: MusicKey「導入指導マスター講座」第2弾"テクニック編":

« 所沢市民合唱祭 | トップページ | ジェーン・バスティン来日講座 »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ